自立心やリーダシップを育てる
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ボーイスカウトさいたま第205団は2021年で設立から70周年を迎えました。
この長い歴史の中で、数多くのスカウトを輩出してまいりました。
ボーイスカウトの本来の目的は、ボーイスカウト運動を普及し、その運動を通じて青少年の優れた人格を形成し、かつ国際友愛精神の増進を図り、青少年の健全育成に寄与することです。
少子化、ガキ大将不在の現代において、近所や学校で異年齢の交流はなかなか図れません。
ボーイスカウトでは各部門とも2~5学年程の幅をもったグループで活動します。
最初は先輩に教わりながら「自分の役割を果たす」責任感を身につけ、やがて後輩を導きながら「思いやり」を育み、リーダーシップをとる事ができるようになります。
また、自然の中で思いっきり体を動かす事も大切です。
生命の不思議に触れ、驚き、感謝の心を持つ。自然の中での活動で、子供たちは心豊かに育つでしょう。
私たちはボーイスカウト運動の普及を通じて、地域に根ざした教育活動を行い、自らの成長も目指したいと考えています。
このさいたま第205団にはたくさんの先輩が指導者としてスカウト活動に影となり日向となって関わっています。
是非ボーイスカウトでお子さんにすばらしい経験をさせてあげてください。
『 PADDLE YOUR OWN CANOE ~ 自分のカヌーは自分で漕げ 』
これは、世界の総長 ロード ベーデン パウエル オブ ギルウェル によって 1939年、ベーデン・パウエル卿82歳の時にイギリスで出版された本のタイトルです。 原題は『 PADDLE YOUR OWN CANOE - TIPS FOR BOYS 』
タイトルの『自分のカヌーは自分で漕げ』はイギリスの格言です。
この内容は、幸福な人生を送るために最善を尽くすことは、時に忍耐が必要であり、忍耐力を自分に備えるために、どうやってそこに到達するかを教示しています。
人間として、市民として、隣人としての関係構築(コミュニケーション)は、スカウトの「おきて」を忠実に実践することによって修得できることを示しているのです。
責任を持ち、責任を果たすことは、スカウトの班制に見出すことができます。
リーダーシップは、社会のどのような分野でも、役割を果たすことができ、班制のなかで学び、班長を経験することによってスカウト活動で成功した少年は、社会でも成功する可能性を秘めていると述べています 。
(世界スカウト運動開始100周年記念出版「PADDLE YOUR OWN CANOE」解題より抜粋)